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用具開発というお仕事

サッカーボールって、細かく見たことありますか?

通常、五角形と六角形のパネルを手縫いで組み合わせて成型されています。

『突然なんだ?』と思うでしょ?あれだけ、サッカーを批判しておいて。

実は何を隠そう俺は2002年日韓共催ワールドカップまでは、サッカーボールの企画・開発をやっており、その進化するテクノロジーを常に追究したんです。

で、今回のドイツ大会。

やたらにそのアディダス製の公式試合球がクローズアップされていますね。「ボールが変化する」「ボールがより球体に近づいた」などなど・・・・。実際に開幕してからここまで、ペナルティエリア外からのゴール数が、2002年大会と比べて大幅に増加。選手は敢えてボールに回転をかけない蹴り方をしているという。

その革新的なボール『+チームガイスト』(写真)は、Photo_6 そのパネルの貼り合わせ方に工夫が施されている。これまでのサッカーボールというのは、先述した通り、各パネルを糸によって縫い合わせていたのですが、今回は、それを特殊な接着剤と熱によって接着した『サーマルボンディング』といわれる技術を採用しています。

これによって、なにが変わったかというと・・・・、

①表面の微妙な凹凸をなくすことができ、より滑らかな球体を成型

②ボール全体の弾性を、ほぼ均一にすることに成功(パネルとパネルの合わせ目も、他と変わらない弾力)Photo_7

モノつくりの立場として、長年の研究成果によって発案された革新的技術は素晴らしいと思う。またそれを商品化・具現化した担当者には大いに敬意を表したい。

しかし最も重要なことは、こうした用具の進化によってサッカーというスポーツがよりスピーディでエキサイティングなものになり、多くの人達を魅了する競技として発展していくこと。その為に最大限貢献することです・・・・と、私は思っています。

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